今回は矯正で歯が移動する仕組みのお話しです。
歯に少しずつ継続的な力を加えると、歯が動く方向の骨を溶かす細胞(破骨細胞)が作られます。
反対側は骨を作る細胞(骨芽細胞)ができ、新しく骨を作ります。
これを繰り返し徐々に歯が移動していくんですよ。
骨が作り替えられるのを待つので、歯を動かすのはゆっくり少しずつになります。
歯が動くスピードは1ヶ月に0.5mmから1mm程度です。
やみくもに強い力を加えたからといって早く動くというわけではありません。力をかけ過ぎれば歯根吸収がおこったり、周囲の骨に大きなダメージを与えてしまいます。
歯や周囲の組織に負担をかけずに、体が持つ自然のペースで動かしていきます。
早く綺麗になりたい、早く終わりたいと焦らずに、歯の健康を保ちながら綺麗な笑顔を目指して下さいね🤗